直島旅情:1日目

harukomatsumoto2007-08-10

しばらく前に高松+直島を訪れた。記憶が薄れてきたのでメモ。

ベネッセ・コーポレーション(旧・福武書店→進研ゼミ)とナンバーワン建築家・安藤忠雄が1990年代に手がけたリゾート開発でベネッセアートサイト直島が生まれた。


直島をめぐり四国・高松で讃岐うどんを食べる…それこそがストレスフルな日々の心のオアシスだった。早朝の飛行機で一路、高松へ。内陸部の高松空港から瀬戸内海に向かい市内へと向かう。


JR四国線・高松駅前。高松港にほど近い港湾エリアは駅、港、ホテル、高層ビルが集まり、開発の中心となっているらしい。関東より一足先に梅雨明した四国はひたすら海面の輝きがまぶしかった。ホテルと直結する高松港から宮浦港へ。


海の駅・なおしま。港湾駅舎はSANAAデザインらしい。


今にも壊れそうなボロ・レンタサイクルで小さな旅へと出かけた。

家プロジェクト。
角屋(宮島達夫)

南寺(ジェームス・タレル)

護王神社(杉本博司)


漁村だけあって神社が多かった。地元の人たちがスタッフをつとめ、観光客がおしかける中にものんびりした空気が漂っていた。どれも丁寧につくられメンテナンスされおもしろかった。


家プロジェクトでだいぶ時間をとられ、海辺の草間弥生のカボチャを目の端でやりすごし、ベネッセハウスへ。家プロジェクトと断絶された企業的リゾート開発地。共存こそ島が生き延びる手段となるだろう。


ベネッセハウスミュージアムの道。

作品展示スペースとゲストルームが一体化されている。非宿泊客はギャラリーのみ観覧可。美術館ではイヴ・クラインが印象的だったが。


時間切れで地中美術館の門前をやりすごす。しだいに雨雲がかかり、急いで海沿いの道を走りぬける。なおしま駅の構内でソフトクリームを食べていると、雷が落ちてきた。


高松テルミニ駅。